沖縄ジャーナル花View｜株式会社花View出版

沖縄ジャーナル花 View　02号

特集：糖業を揺るがすキビ新価格制度
　　　農家、政策見直しを強く要望

　「キビ代金の支払いが遅い」、「新たな価格制度の仕組みが分かりづらい」—。二〇〇七年度からサトウキビの価格制度が新制度に移行された。従来の最低生産者価格（製糖工場が交付金と砂糖販売収入から支払）が廃止され、キビ代金は取引価格（製糖工場からの原料代）と国の交付金（経営安定対策費）に分けられた。従来と大きく違って交付金がキビ代金の八割近くを占めるが、生産者の要件審査申請を通して支払われることになったため、手続きの煩雑さや代金支払いの大幅な遅れが農家を困惑させている。加えて、今のままでは二年後には宮古地区のキビ作農家六割以上が対象要件からはずれる事態が予測され、農家のキビ離れで糖業を大きく揺るがす状況が懸念されている。キビ作農家が置かれている現状と、課題に向けた取り組みの方向をレポートする。詳しくは本誌で！

特集２：世界に誇る宮古上布（上）

トピック

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■ツール・ド・宮古島2008

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